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石膏の粉化を止める:ツヤを出さずに封止する方法

石膏の粉化を止める:ツヤを出さずに封止する方法

未処理の石膏トレイに指を滑らせると、指が白くなります。多くの人はこれを仕上げの細部だと考えますが、実は素材が「まだ崩れている」と告げているのです。固まっただけで封止していない石膏は表面から粉を出し続け、布や爪、梱包箱が触れるたびに粉が増えます。

粉止めの封止剤なら半日で解決します。難しいのは、粉を止めるその同じ膜が、マットな作品をプラスチックのように見せたり、淡い色を黄ばませたり、板状に剥がれたりすることです。原因はほとんど製品ではなく、タイミングです。

なぜ石膏は粉を吹くのか

石膏は水和で固まります。粉と水が結晶の網目を作りますが、その網目は詰まっていません。スポンジ状なのです。乾いたあとに二つ残ります。十分に水に濡れなかった未反応の粒子が表面に緩く残ること。そして余分な水が蒸発した跡に無数の細孔が開いていることです。

どちらも柔らかく、こすると粉になります。濡れたグラスを置けば、水は表面を流れず内部へ入ります。

封止には二つの働きがあります。緩い粒子を膜の中に固定すること、そして細孔を塞いで液体を表面に留めることです。封止剤は最後に足すツヤではなく、白っぽい素材を使える道具に変える工程です。

水性か溶剤系か

どちらもポリウレタンですが、失敗の仕方が違います。室内装飾品では選択はほぼ決まります。

水性溶剤系
指触乾燥20〜30分30〜60分
使用可能な硬度24時間48時間
色の変化なし(透明のまま)一季で飴色に
仕上がりサテンまたはマット。質感が残るより光沢。膜が早く厚くなる
作業環境臭いが少なく室内可臭いが強い。換気必須
後片付け水ペイント薄め液
向く用途淡色・着色作品、室内濃色作品、屋外に近い用途

白やパステルの作品なら水性一択です。溶剤系ポリウレタンは飴色に転び、一季で淡いトレイがベージュに見えます。

用意するもの

  • 水性ポリウレタン封止剤(マットかサテン。グロスは不可)
  • 柔らかい刷毛 25〜40mm、平たいトレイなら短毛ローラー
  • 除塵用の柔らかい刷毛と、毛羽立たない布
  • 容器二つ:薄め液用と原液用
  • 作品を台から浮かせる端材二つ

結果を決める五つの手順

  1. 封止前に養生する。 脱型後、室温で24〜48時間。冷たく湿った感触が残る作品は水分を含んでいます。この段階で封止すると水分が膜の下に閉じ込められ、一週間で膜が柔らかく筋状になります。
  2. 表面ではなく粉だけを取る。 まず柔らかい刷毛、次にほんのり湿らせた布。濡れ雑巾は表面を再び濡らし、繊維を起こして膜の下でざらつきになります。
  3. 最初は薄めた下塗り。 表示に従って薄めます。多孔質の石膏では水1:封止剤1が多い目安です。薄めた塗料は染み込んで表面を固定し、原液の初回塗りは緩い粒子の上に載って膜ごと持ち上げます。
  4. 厚い一回より薄い二回。 20〜30分おき、一回目がまだ少し粘るうちに。厚塗りは溶剤を閉じ込め、湿度で白濁し、刷毛目を残します。
  5. 硬化を待ってから使う。 水に触れるまで24時間、酷使するなら72時間。膜は硬化前から指触乾燥しています。「封止剤が剥がれた」の大半は「早く使いすぎた」です。

仕上がりが失敗する理由

  • 白濁 — 乳白色の斑。湿度か低温が原因。15℃以上、相対湿度70%未満で作業します。
  • 重ね跡 — 塗り継ぎの線。一方向に塗り、途中で止めないこと。
  • 早すぎる封止 — 柔らかくゴム状の膜。内部がまだ湿っています。
  • シリコン汚染 — crater(クレーター)や塗れ残り。離型剤の残留が膜を弾きます。ぬるま湯に食器用洗剤を一滴入れて洗い、完全に乾かしてから封止します。
  • 膜が厚すぎる — マットがプラスチックに見え、数か月で端にひび割れ。

封止しないほうがよい場合

屋外では耐水性は上がりますが、石膏が凍結に強くなるわけではありません。封止しても氷点下の冬を外に置けば剥がれます。石膏作品は室内か屋根の下に。

食品接触には装飾用封止剤を頼らないでください。硬化したポリウレタン膜は食品接触の認証を受けていません。食べるものは皿に。

よくある質問

封止すると石膏は防水になりますか

耐水であって防水ではありません。封止したトレイはこぼれ、結露、さっと洗う程度には耐えます。水を張ったままや食洗機は不可です。

着色した作品にも使えますか

使えます。水性が安全です。溶剤系は飴色に転び、淡い顔料が一季で変わります。まず裏面で試してください。

封止はどのくらい持ちますか

室内で2〜5年、扱いによります。水を弾かなくなったら塗り直し。細孔が再び開いた合図です。

実際の作品で

封止仕上げのチュートリアルでは、砕石トレイでこの五手順を実演しています。薄めの比率や、塗り重ねの間の感触も確認できます。材料から始めるなら封止システムのページで工程順を、946ml缶なら三回塗りでトレイ数枚とコースター十二枚ほどに足ります。

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